授乳の時間は、赤ちゃんに栄養を届けるだけでなく、親子が触れ合う大切な時間です。
飲む量や回数が気になることもあれば、「いつも同じ向きで飲んでいる」「片方だと飲ませにくい」「抱き方がしっくりこない」と感じることもあるかもしれません。
そんなときは、飲めた量だけでなく、授乳中の赤ちゃんの様子にも目を向けてみましょう。どちらを向きやすいか、抱き方によって落ち着き方が変わるか、口を開けたり吸いついたりする様子はどうか。小さな気づきが、相談するときの手がかりになることがあります。
ただし、左右差や飲みにくさにはさまざまな理由があります。赤ちゃんの好みやその日の状態だけでなく、姿勢や体の動かし方、口の動きなどが関係する場合もありますが、見た目だけで原因を決めつけることはできません。
授乳がつらい、痛みがある、うまく飲めない、体重の増え方が心配、むせることが多いなどの場合は、助産師や小児科など、状況に合った専門家に相談してください。呼吸が苦しそう、顔色が悪いなどの異変がある場合は、速やかに医療機関へ相談しましょう。
授乳の姿勢を少し変えてみる、赤ちゃんが落ち着きやすい支え方を探してみるなど、無理のない範囲で工夫することはできます。ただし、嫌がる姿勢を無理に続けたり、首や体を強く動かしたりする必要はありません。
「母乳だから」「ミルクだから」と方法だけで判断することもできません。大切なのは、授乳方法を比べることではなく、赤ちゃんと保護者にとって無理の少ない方法を見つけることです。
毎日の授乳には、赤ちゃんからのサインがたくさんあります。気づいたことをメモしておくと、相談するときにも役立ちます。
根本歯科医院では、お口の発達を考えるうえで、授乳や抱っこについてのお話も大切にしています。困っていることを一緒に整理し、必要に応じて適切な専門家につなげることも、私たちの役割だと考えています。
【授乳のことで気になることがあれば】
「こんなことを聞いてもいいのかな」と思うことでも大丈夫です。ひとりで抱え込まず、相談してくださいね。