「歯並びのことは、永久歯に生え替わってから考えればいい」と思っていませんか?
歯並びは、歯が生える場所やあごの成長、遺伝的な要因など、さまざまなことが関わって決まります。そのため、赤ちゃんの時期に将来の歯並びを言い切ることはできません。
一方で、歯が生える前から、食べる、飲み込む、呼吸する、体を動かすといった日々の育ちを見守ることには意味があります。お口の働きは、歯だけでなく、舌や唇、あご、頭や首の姿勢などとも関係しているからです。
赤ちゃんの頃は、抱っこや授乳、成長に合わせた離乳食、体を自由に動かす経験など、毎日の生活の中でさまざまな力を育んでいきます。特定の姿勢や方法を行えば歯並びが必ずよくなる、というわけではありませんが、成長を総合的に見守り、気になることを早めに相談できる環境をつくることは大切です。
例えば、いつも口が開いている、食べにくそうにしている、飲み込みにくそう、いびきや呼吸について気になることがある。こうした様子が続く場合は、自己判断せず、歯科や小児科などの専門家に相談しましょう。口呼吸や歯並びの問題には、さまざまな原因が考えられます。
また、歯並びのために赤ちゃんの体や口を無理に動かしたり、強い刺激を与えたりする必要はありません。成長には個人差があるため、周りの子と比べるよりも、その子自身の変化を見ていくことが大切です。
私たちが赤ちゃんからの予防を大切にしているのは、歯並びを早く決めつけるためではありません。お口の健康を、歯が生えてからの問題として切り離すのではなく、成長の中で見守っていきたいからです。
根本歯科医院では、今のお口の状態を確認しながら、成長に合わせた予防と必要な相談のタイミングを一緒に考えています。
【歯並びやお口の使い方が気になったら】
「まだ赤ちゃんだから」と迷わず、気になることを聞かせてください。今できることを、一緒に考えていきましょう。